業務内容-モールドトランス及びコイル | パルストランス 集束コイルの日本電磁工業株式会社

業務内容

モールドトランス及びコイル

使用するエポキシ樹脂材料は、弊社の場合それぞれの用途に応じて変えておりますが、例えば変圧器等で耐電圧が高い場合は熱硬化型で収縮率も少なく、作業粘度も低いものを使用しております。真空含浸することで樹脂自身の気泡はなくなり、巻線間の小さな隙間にも入り込んでいきます。またコイル及び金型の形状にも工夫して気泡が残らない構造で製作することが大切になります。
集束コイル用に数kWの発熱が出るものに対しては冷却方法として水冷方式を採用しておりますが、効率よく熱交換させるためにはコイルと冷却板との隙間に空気層が残らないようにしなければなりません。この場合は熱伝導度が高く、機械的強度の強い樹脂で全体をモールドする方法で行っております。



モールドトランス

ソレノイドコイル
ソレノイドコイル
低速陽電子用ヘルムホルツコイル
(高エネルギー加速器研究機構殿納入)
パルストランス
パルストランス
定格出力 16kV
パルス幅 1μs
立上り 100ns
スイッチ素子トリガ用パルストランス
スイッチ素子トリガ用パルストランス
1次電圧/電流 400V/185A
2次電圧/電流 2kV/67A
パルス幅 3μs
キッカーコイル
キッカーコイル
耐電圧 パルス 80kV
キッカーコイル
キッカーコイル
耐電圧 DC60kV

集束コイル

集束コイル 集束コイル内部
最大磁界強度 約2500Gauss
電流値 150A

集束コイル2
最大磁界強度 約2600Gauss
電流値 27A

Sバンド50MW用クライストロン集束コイル
Sバンド50MW用クライストロン集束コイル
集束コイル製作途中の工程
集束コイル製作途中の工程
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